1964-04-02 第46回国会 参議院 内閣委員会 第20号
日清戦争のときに、平壌の戦闘におきまして、その焦点となりました玄武門のとびらを敵の集中射撃のもとに開いて、大島旅団を戦勝に導いたところの歩兵上等兵原田重吉のことは、当時は子供にもよく知られておったとおりで、皆さまも御承知のことと思います。
日清戦争のときに、平壌の戦闘におきまして、その焦点となりました玄武門のとびらを敵の集中射撃のもとに開いて、大島旅団を戦勝に導いたところの歩兵上等兵原田重吉のことは、当時は子供にもよく知られておったとおりで、皆さまも御承知のことと思います。
当時の自分の階級は歩兵上等兵であります。老骨山から自動車で送られまして豆満江のすぐそばにある江精という町の中の小汪精というところの仮収容所に一時移されました。そこからそこで投降した部隊と一緒に金蒼に移り、金蒼から渾春を経て、クラスキーノを経て入ソしております。